iカウンセリングでは
心理カウンセリングと併行して学校の勉強や受験勉強のサポートを実施しています
私、下村博史が講師をしています
私が塾というものに出会ったのは
自分が中学受験生だった1970年代後半
新聞では「乱塾時代」という言葉で特集があり
記事の中で頭に残っているのは
・始発の電車で帰る小学生
とか
・塾が合宿所になっていてそこに住んでいる中学生
とか
こんな世界があるんだーと
興味津々で読んでいた記憶があります
その頃から数えて40年以上
教育はどうあるべきかとか
今の制度がいいとか悪いとか
たくさんの人が意見を交わしたり
また
制度もどんどんと変わっていき
変わったら変わったで
教育論争というのかな?は収束することなく
延々と続いているような印象です
どれが正しいかという判断は難しいとしても
どれがベストなのかくらいは見据えて取り組まなくちゃ
と、思っているうちに
自分の受験勉強どころかむすこたちの受験勉強も終わってしまった
時の流れが早いというより
子どもの成長、つまり子どもの時間が早く過ぎちゃうのでしょう
「子育ては待ったなし」
これはむすこたちを育ていて、私が自分自身に言い聞かせていた言葉です
塾講師・家庭教師としてのセールストークではありません
どれが正解かはわからないけれど
先送りしちゃうと、子どもの時間はあっという間に流れてしまうから
その時々で考えうる最善の方法に取り組もう
そんな40年を
自分の受験勉強
塾講師・家庭教師として関わった受験勉強
むすこたちの受験勉強
をふりかえりながら
現在感じていること・考えていること・取り組んでいることについて
こちらも書いていこうと思いました
さて
この夏も相談を受けて
こちらからむすこたちの事例として紹介したのですが
本人が自分で受験校を決められないうちは親が選んだ
親が選んだ基準は、偏差値ではなく入学後楽しい学校生活が送れるかどうか
そのために中学受験で約50の学校見学をした*1
という話をさせていただきました
受験勉強で燃え尽きてしまい
入学後、勉強がキライになって手をつけなくなっちゃった・・・
というのは
私は本末転倒じゃないかと考えているので
入学後、さらに頑張るぞ(くらいの)気持ちでいてほしいなー
それと
入学後も継続して積極的に勉強に取り組んでいった方が
長い目で見て
次の受験やその後も続く将来の人生に対してもいいだろうって
そんな感じで考えていました
そんな体験談(もちろん葛藤もありましたよ〜)を綴らせてもらいます
*1:1年で50校の見学はさすがに無理ですから3年かけました