「競争」と「競走」の話を取り上げました
小学生の頃には先生の文章を読んで
「競争」よりは「競走」なのかなと思い始め
その後だんだんと競うこと自体が意味の無いように感じ始め
負けん気とかそういうのが無いわけじゃないから
もっと正確にいうと
「どこに勝負の土俵を持ってくるか」ということに
意識が向くようになりました
なので
「そこじゃない」と思っている争いごとに巻き込まれるのは
まっぴらだなー
でも
そうはいかないのが
この社会のよくわからないところなわけです
好きな物語の主人公の言葉にこういうのがあります
「もうすぐ戦いが始まる。ろくでもない戦いだが、それだけに勝たなくては意味がない。勝つための計算はしてあるから、無理をせず、気楽にやってくれ。かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べればたいした価値のあるものじゃない。 ……それでは、みんな、そろそろ始めるとしようか。」
私も宙ぶらりんの時期があり
「何かに属していたいという気持ちがある」ことは
間違いなくあると思うのですが
その思いがどこまでなのか
そしてどの程度の思いなのか
それは年々変化しており
こうだということはまだできません
ただ自分の人生を通して言えることは
「そんなにムキにならなくてもいいんじゃないか」
なのですが
そういう私も
「そんなにムキにならなくてもいいんじゃないか」という発言ができなくなるような
環境に追い込まれるとムキになっちゃうんですよね
ゆえに難しさを感じる次第です
*1:この物語は
病気でずっと家にいた30代の終わりに見ていたアニメの言葉