ちょうど5年前の今頃(まさに今日だよ)
高熱が出だして
てっきりインフルエンザになったものと思っていたのが
断薬のスタートでした
あれから5年
なち相談室でホメオパシーのチンキを作ってもらって
秋からそれを飲みはじめて4ヶ月くらい経った頃でした
あのチンキはなんだったのか私もよくわからないのですが
というか
病気の頃の記憶って
断片的にしか残っていないんです
なんでこんなことやっていたのか
どうしてこういう経緯になったのか
できるだけ記録は残しておくようにしていたのだけれど
それでも出来事と出来事がつながらないことがあったり
ホメオパシーのことも
妻に連れられて先生にお会いして
問診に答えて作っていただいたチンキを飲んでいた
「はて、これってなんのために私は飲んでいたのだ???」
なち相談室のホメオパシー勉強会に参加していて
発熱がデトックスであること
発熱を使って薬をやめることができた事例も知っていました
でも
それが自分の身に起きるなんてことは思ってもいなかった
「熱が出た、インフルエンザになっちゃったみたい」と妻に言ったところ
「インフルエンザの熱かホメオパシーデトックスの熱かわからないけれど
その発熱を使って断薬するチャンスなのかもよ」
と言われるまで気が付きませんでした
でも、もしそうならやってみよう
断薬とまではいかないまでも
少しずつまた取り組んでいた「減薬」が進むかもしれない
文献を読んで
トリプタノール・ジプレキサ・ノリトレン・リーマスの順に抜こう
と準備していました
減薬って
こう言葉で書けば
「薬を減らすだけでしょ?」
って思われるかもだけれど
それが
そう簡単な話ではないわけで
体にいろんなことが起きるから減らすのが怖いわけです
そのとき
発熱でインフルエンザかもという状態
そしてもともと身体も頭も働いていないのがベースにある病気の状態
そこに減薬したら何が起きるかわからない恐怖*1
そこで
私は決めました
というよりだんだんめんどくさくなってきた
チマチマ減薬なんかできない
一気にやめちゃえ!!!
賭けに出ました
理屈ではわかるんです
薬を飲み続けていてはいけない
だから減薬をしないといけない
熱のデトックスでうまくいくかもしれない
はたして
ここで減薬の恐怖に勝てるか
ホメオパシーを用意してくれたなち相談室の先生からも
こういうことがくるからああしなさいとは言われていないです
(覚えないだけかもしれませんが)
薬を処方してくださった先生だって
いきなりやめたなんて知ったら驚くでしょう
だから自分としては
どうしていいかわからないけれど
怖いけれど
この熱でうなされている間は薬を飲まずに過ごす
私は先生たちを信頼している
この断薬が失敗したところで
もう酷い思いを一度経験しているから大丈夫
大丈夫というのは
自分が耐えられるというのと
クリニックの先生、大きな病院の先生たちが守ってくれる
勝手なことをしてと
怒られるかもしれないけれど
絶対に見放されるようなことはない
1/9に発熱して
9.10の晩も含めて私はほとんど眠っておらず
1/11には人生の最高体温39.5℃を記録しました
と同時に
私は断薬に成功したと思いました
(もちろんいつ離脱症状がやって来るか怖かったけれど)
熱が出ている間は
本当に薬を飲まないで大丈夫なんだろうかとか
もう一つ
解熱剤を飲まなくて大丈夫なんだろうかとか
迷いました
でも
最後は自分を信じました
なち相談室の先生との
当時のやりとりです
薬をやめてみて気づいたのは、自分の身体との対話でした。必死になって動いてくれている自分の身体が愛おしくて昨日は何回も泣いてしまいました。
ものすごいデトックスしましたね!でも自分の身体信じられて本当によかったね!!それがなにより嬉しかったよ…!!
私は三日間ほとんで眠らずに過ごしました
一番思い出に残っているのは山の上から
風に吹かれてただひたすらに海を眺めている
そんな映像がずっと繰り返されました
その前の年、吉方旅行で訪れた場所でした
その海は八丈島の海
「吉」が訪れるとはこのことだったんだと思いながら
*1:過去に入院にまでなりました