昨夜、深夜番組で
元プロ野球選手が育ったご家庭の歴史を探る番組が放映されていて
わたしも夜と午前中見ました
代々、子どもたちには教育をと考えるご家庭だったようですね
わたしも気持ちはわかります
その前の番組では
この変わりつつある世の中で
都会より郊外
都会より地方
の流れがある一方で
あえて都会を選んだ方の
選択を取り上げられていました
都会で一億円に近いような物件を買うと言う選択をされたことに
驚きました
さてわたしはと言うと
大学受験でつくばに戻ってきて
30歳で転勤を願い出て東京に住み
早期定年退職と同時につくばに戻ってきた
そんな選択をしてきました
ここであえて
「転勤を願い出て」とか「早期定年退職」と書くのは
自発的に動いたと言う意味でです
昨日は
出会ったことを活かす
といった内容を書いておいて
なんですが・・・💦
(先に言っておくと、役に立ったなーと思うのは後から気がつくことが多いんじゃないかと、どうにもならないようなところでは持っているものをフルに発揮と言う場面が人生にはたくさんあって昔とったなんとやらが役に立ったと言うか)
何年も前に
飲みの席でむすこに聞かれたことがあります
なんで東京に引っ越したのか、と
東京に引っ越した時は上の子は小学校に入ったばかりでした
その場ですかさず答えたのが
「東京で子育てをしたかった」
多分これがわたしの一番の理由でしょう
あれから25年
世の中は便利になって
つくばも例にもれることはないですが
はたして
今の時代でも
同じ選択をしただろうかと
今日の午前中は考えてしまいました
今は夫婦二人暮らしで
レオとルナがいる生活
都会暮らしは考えたこともありません
ただ
学齢期・高校生の子どもがいたとしたら
どうしたろう???
よくわからない姿だけれど、こうしているのが一番心地よいんだよね
わが家のレオもルナも家の中で一番の過ごし方を選んでくれているようでわたしも見習いたい
わたしが子どもの頃感じた
つくば暮らしの不便さはと言うと
「参考書とかがたくさんある大きな本屋がない、好きな文具がない」
「駄菓子屋もなければ、流行りのおもちゃもその姿すら見ることすらできない」
と言うもの
あと「中村屋のおまんじゅうもない」と言うのがあった🤗
今なら自転車で1時間も走ればモールに着くから
その問題は解決しているんじゃないかと
そうなると
考えつくのは
活用するかどうかは本人次第となっちゃうけれど
「選択肢の数」
とか
「刺激を受ける機会の数」
とかの確率の問題
と
「同調圧力」と呼ばれるような抑えつけ
が自然とのしかかって来るか来ないかの差って
あたりなのかな
だとすると
今、わたしの歳になってしまうと鈍くなっているんだろうけれど
やっぱり若いときにはわたしは「本人次第」には
したくなかったのだろうな
というのも
iカウンセリングが
東京にあったときは
わたしは東京と地方の若者から
たくさんの話を聞いて
結局のところ
「選択肢の数」だとか「同調圧力の有無」は
背景にある問題の一つではあるものの
本人次第で乗り越えられる
かつての自分がそうであったように
と感じていました
そしてつくば移転
今度はつくばの様子ばかりをずっと聞いていくと
わからないことが出てくる
これだけ情報通信・交通手段・物流が発達したとしても
縛られているような息苦しさを子どもたちが感じているのはなぜ?
それを聞いてみたいと思い
こちらから外に出向いて学習指導をはじめました
起きていることの本質というのは
思っていた通り
本人の問題にはなってしまうのだけれど
ただ
本人の問題だから本人に責任がある
という言い方はしたくないと思うんです
かつて
東京で子育てがしたいというわたしの狙いは
できれば都内の中高一貫校に通い
大学受験の準備を有利に進めながら
東京ならではのレアな職業の人や
多様な文化に刺激を受けながら育ってほしい
というもの
とはいえ
進んだ中高一貫校は
難関大学を目指すような受験校ではなく芸術系
それでよかったんです
ただ一つ誤算だったのは
「国立大学なんて無理だよー」という学校の風潮
だからむすこたちには
きちんと戦略と手法を話し
無理なんてことはないと挑戦させました
わたしがかつてそうしてきたように
置かれている環境を改善することと
自分で進めていくことはセットだと思うんです
結局は出会ったものを活用していくことになるんでしょうが