ラジオDJをやってみて
あらためて気がついたことがある
講演会の中でも話をしたことだけれど
ラジオDJになりたいと頑張って
ようやく自分の声を電波に乗せてBeoadcastするのだけれど
その電波をキャッチしてくれるなんて
ものすごく奇跡
そして聞いてくれる人がいるなんてまた奇跡
で、伝えたいことが伝わるなんてまたまた奇跡
そういう一般的な話なんだけれど
ラジオの受信機というのとはどういく仕組みで
電波をキャッチするかという仕組みも伝えて
(これは学生時代、大学の先生から習ったんだけれどね)
講演会では
そのことについて話をした
さっきの大学の先生の話なんだけれど
この時はラジオの講義でもなんでもなくて
雑談の中で
「フィルター」の仕組みについて話をしていた時だった
フィルターというのは
・ここだけは通したい
とか
・ここだけは通したくない
とか
・ここから上(下)は通したくない
とかそういうもの
金魚の水槽だったら
簡単なものだったら
綿やスポンジを使って大きなゴミだけは通さない
みたいなもの
ラジオの受信機というのは
こういうフィルターでほしい電波だけをドロップしていくタイプが
多いという話だった
この雑談は
もっと積極的に電波を探しに行っているんだと思っていた
わたしにとっては強烈でかつおもしろかった
その後
結果として
(10年後かな)通信システムの設計をするにあたって
似たような発想で発明をして表彰されるくらいな話まで
わたしの中では大きくなった
でも先生は覚えていないだろうなー
人に伝えたいと思っても
何が伝わるかわからない
わたしも先生の仕事を35年やっていて
30年前の生徒が訪ねてきて
思い出話に花を咲かせることがあるが
「そこ!」「そこだったの?」と思ってしまうことがたくさんある
そんなことを思っていたら
昨日ラジオで似た話をたまたま耳にした
FUTURES | TOKYO FM | 2021/09/14/火 05:30-06:00 https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20210914053000
この話は
今のわたしの話よりさらに踏み込んだ話でかつ
ここのところ思っていたことなので
後日あらためて記したいと思う
そんな話を昨夜妻にした
でもわたしの具合が夜悪かったから
今朝早起きして夜が明けるまで
radikoのタイムフリーというサービスを使って番組を聞いてもらった
はたして
妻にはどう伝わったのか
これもまた
今後の楽しみである