「生きているんじゃなくて、生かされている」
よく聞く言葉だし、頭の中では理解していても
こう毎日に追われてなんとかしなきゃという日々を送っていたら
やっぱり生きているっていう感覚だよ
この言葉を聞いて印象に残っているのは(初めて聞いた言葉じゃないし)
17年前のお寺での一場面だった
ご住職の前にお話をされた方がこのことをおっしゃったのだが
聴衆の反応はシーンとしてしまって
その後のご住職の話は
笑いに包まれた内容で
同じ話をするにしても対照的だなと思った
(もちろんどっちがいいという話ではない)
繰り返すがあれから17年
生かされているんだなと考えた方がしっくり来る
2021年だった
2021年がそういう年だったのか
わたしがそう感じる歳になったのか
両方だと思うけれど
で
17年前のこの話を思い出す
「生かされている」と
真正面に考えることと
そして
笑いの中で考えること
前者だと
わたしの場合
苦しくなってしまって
あれこれと心配をしたり
反省したり
そうなってしまうことがある
そんなときは
日々の生活の中で
ユーモラスに考えられると
とても気が楽になる