つくばカウンセラー夫婦の日記

お互いがカウンセラーの小学校の同級生夫婦が日頃考えていること、感じていることを日記形式でつづっています

出会ったものをそこで終わらせないことが わたしが 「今を楽しんで生きるとはこういうことだ」とわたしに向かって言えること

昨日の投稿で最後に紹介した楽曲

白い恋人たち

 

わたしが曲の紹介をラジオでするとしたら

ちまたで言われている内容ではなく

「竹園東小学校のお昼の放送で

オープニングに流していた曲である」とするだろうし

今までもそうしてきた

 

その曲との出会いは

それこそ

何の曲だか知らずに流していたわけだけど

とても好きで気に入っていた

 

その当時の委員会で集まった時間に

ふと顧問の先生から

「フランスのオリンピックに関係する曲だ(詳しいことまでは覚えていない)」と

聞かさせれて

 

女子の委員は「わぁ」とか「きゃあ」というリアクション

わたしはわたしなりに感動しつつも

「もうその話の先は(一人の世界に入りたいから)言わないで」と

思ったくらい生涯忘れられない曲となった

 

 

 

放送委員会を離れてからというもの

当時は音楽が現代ほど身近な存在ではない状況で

そう耳にすることはなかった

 

この楽曲に出会うとしたら

FM*1、オルゴール、そんなところだった

 

 

月日は流れ

高校2年の冬

新たに転居した街の電気店

レーザーディスクのデモでこの白い恋人たちの映画が

来る日も来る日もエンドレスで流れていた

 

下校途中で毎日のように見ていたものだった

 

上映された当時を知る人に聞けば

「確かに記録映画でそういうものがあった」というだけ

 

確かに、ショーケースのガラス越しに映画を観たわたしの感想と言えば

それ以上の説明ができるわけでもなく

付け加えるとしたら

歴史の教科書の写真を動画にして見ているようで

絵や構図はわたしなりに頭に入ったとしても

やはり

それから先の感想は言葉で出てこないものだった

 

 

やがてわたしは

大学受験を迎えた

 

大学進学はするものだと思っているわたしにとっては

目の前の勉強のことよりこれからどんな勉強をするのだろうと

胸躍らせていたことが印象に残っている

 

このタイミングで

わたしはこの映画のサントラLPを見つけ購入した

 

サントラには

歌詞なし(放送委員会で使用した)の他に歌詞ありもあり

白い恋人たちだけで3パターンあったと記憶している

 

フランス語を学ぶことを決めていたわたしにとって

初めてのフランス語そして歌詞だった

 

レコードに付いていた

歌詞も和訳もそれは想像とは違うもので

それを目にした時の驚きも覚えている

 

淡々と進む歌詞は

事実の描写としてはそう表現するのだろうが

 

この歌詞を受け止めて

ああそうなんだよねと

わたしが受け止められないのは

わたしがフランス、フランス語、フランス文化について

わからないからだろうと

それなりに思った

 

文字にしては書くことはできないが

自分なりに歌詞は音として覚えた

そんな記憶があるがそれ以上のことはなかった

 

 

あれから35年以上

あの時よりはこの歌のことがわかってきたそんな体験をここ数日で感じた

 

 

 

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白い恋人たちは1968年冬季オリンピックの記録映画、わたしが着ている服はそれをモチーフにしたもので20代の時に買ってよく着ていたものである*2
今でも大切にしていつでも着られるようにしてある

 

映画から始まって楽曲の話をしたエピソードは

ラジオ放送なり文章にしてこれまで話をしてきたつもりだ

 

ただ

こうしたプロセスを経て

またわたしなりに最近考えたこと

 

それはわたしの特徴であるのだけれど

出会ったものをそこで終わらせないで

そこからわたしなりにわたしのやり方で付き合っていったこと

 

こうした取り組みがわが人生の特徴であり

また

わたしが

「今を楽しんで生きるとはこういうことだ」とわたしに向かって言えることなんじゃないかと思う

 

そう考えると

今、この先どうしていいかわからない時でも

また

わたしは今まで何をしてきたかを振り返った時でも

わたしというものは

こうなんだと自分に対して言える

そんな安心感を抱いた気持ちになれた

*1:当時のFM放送は今のようなものじゃなかったから滅多に聞くことはなかったけれれど

*2:adidas