わたしがサラリーマン時代
2回目のダウンとなったときに
心配してくれた仲の良い同僚が
ボソッと「社史編纂室に異動してみては」といい
「それは勘弁」と返した思い出がある
そもそもそういう部署はなかったし
わたしの性格からして向いていると思ったのか
あるいはよく言われているイメージ(つまり閑職)でそう言ったのか*1
今となってはわからないが
わたしは歴史をふりかえるのは好きだけれど
いわゆる「あ〜、昔はよかった」系の昔話は苦手で
その一線はどこにあるのか自分でもはっきりしないところがあるが
昔話をして未来につながる気がするかどうかが
境目の気がしている
このブログでも
わたしの昔の話が出てきてしまうが
極力「昔は良かった」みたいな話にならないようにしている
というか
昔があるから未来があるんだみたいな話にしないと
書いているわたしが耐えられない
昨今、
昔話がメディアでよく目につくようになった気がしているのだが
自分のことを語るのはよいとしても
他人のエピソードを後になって語っちゃってもいいのだろうか
などと思ってしまうのだが
わたしが過去の歴史をふりかえるときに
この感じた違和感というものを
心の声の一つにしたい
*1:体調に負荷をかけない