つくばカウンセラー夫婦の日記

お互いがカウンセラーの小学校の同級生夫婦が日頃考えていること、感じていることを日記形式でつづっています

映画の背景で描かれたアルコールの問題について感じたこと

今週のラジオ企画の映画レビューは

「スタア誕生」がお題だった

 

いろんな角度からこの映画へのレビューを考えたが

わたしはアルコール依存症について取り上げそれをメッセージとして送った

 

ラジオの企画なので

深いところまでは書けなかったのでここで書いておく

 

映画は1954年の作品で今から70年くらい前

この頃からアルコールの回復施設はあり

また

アルコールで困ってしまう当事者も周囲も描写がリアルというか

見方を変えれば

今も昔も変わらない世界なのか

とも感じた

 

この作品はリメイクで第一作はそれより前だと聞いた

その時もアルコールの問題が描かれていたようではあるが

本筋のストーリーは才能を見出されてスターになっていく女性の物語

そこに、こうして背景に家族のアルコールの問題を描いたのは

制作者側の意図なのだろう

 

コロナ後遺症でのたうち回っていた(今よりもっと大変だった)昨秋

わたしは以下の本を読んだ

 

 

アメリカというのは身近な国であるが

その国のことをどれだけ知っているかと言われると

実は知らないわけで

だから読んだわけなのであるが

この中にアメリカ社会にあるアルコールの問題が

それは非常に大きいものであることを知った

 

 

この本の27ページから始まる数ページは

見出しが

 

アメリカ文学と飲酒の問題

 

とあり

 

その中の29ページに

 

偉大な発明は、このアルコホール・アノニマス*1

 

という表現がありわたしは驚いたのだ

 

どういうことかをかいつまんでいうと、技術大国アメリカは電球なり、ラジオなり

そうしたのちの文化に大きく影響するような大発明をしていくのだが

それをも超える発明がAA(Alcohol Anonymous)というものだという

 

 

わたしは精神保健福祉士の学校に行くまで知らなかった言葉であり

それが大発明と言われているくらい

アメリカでは飲酒が大きな問題となっていのかということと

同時に

これが偉大な発明だと言われてわたしも深く納得したのだ

 

 

というのは

わたしはその学校でアルコール依存について勉強し

自らが何に依存しているのかに向き合わされ(自発的な表現をすると「向き合い」)

そして

AAではないがアルコールのミーティングに参加し、また司会や進行も

経験させてもらった

 

 

その時はよくわからなかったのだが

この経験はとてもわたしにとって大きく

学校を出て、資格を取ってからも自分なりに勉強をし考えて続けている

だからこそ大発明だと言われて

そうかと思ったのである

 

 

 

 

話を戻すと

70年前の映画を見ていて

アルコールで起きる問題は現代を生きるわれわれの社会にも続いている

ということは

これはそれだけ大きな問題であるとも言えるし

 

依存というものがアルコールに限らず

人間社会に常につきまとう問題なのかも思えたし

 

そして

これが一人の人生の問題ではなく世代が変わってもなお生じる問題である

つまり変わらない社会の問題なのだということに考えさせられた

 

 

*1:この本の筆者がそう考えているという記述